トップナンバー散る(201系青3・H1混合編成廃車回送)

青63・H1混合編成、猿橋

 201系青3・H1の7両混合編成が、豊田から北長野へ廃車回送された。動向の注目されていたトップナンバーが含まれ、青編成の最後の廃車回送、さらに「クハ3両+モハ4両」という異例の組成であることもあり、注目度は高かったようだ。
 まずは高尾で。

 両先頭車は青編成だが、通過していく編成の側面に「クハ200-1」「モハ200-1」「モハ201-1」という栄光の切り抜き文字が読み取れた。
 後続の普通列車に乗り、長時間停車の設定されている猿橋へ行くと、ファン30人ほどが集まっていた。最後尾では、乗務員氏のご好意による方向幕回転のサービスもあり、お祭り状態に。


 中間に封じ込められたトップナンバー3両であったが、クハ200-1の運番表示はもちろん「01H」。

 「クハ200−1」の運転台の前には、クハでなくモハがつながっていた。異例の連結面に注目が集まったが、あたりまえだった青編成の黄色い連結部も、きょう限りで見納めとなった。

 最後は、小雨の降りだした酒折で雄姿を見送った。

 これで201系青編成は完全に消滅。豊田に残る201系はH4、H7、四季彩、クハ201-1の25両のみとなった。

 私は今年に入ってから今まで何度か廃車回送を見送ってきたが、それにも大きな区切りがついたことになる。