2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オレンジの落日

私が東京に住むことが決まって、最初に乗ったのが中央線だ。今から12年前、それが私と201系の出会いだった。1998年3月10日の午後、御茶ノ水から吉祥寺まで。そのとき乗ったのが、どの編成のどの車両だったのかは知る由もない。 乗り物好きは子どものころから…

並び十選《10》〜市ヶ谷〜

都心のお濠端でも、201系両編成の並びを一度撮っておきたかった。しかし快速電車は御茶ノ水〜四ツ谷間が無停車なので(水道橋、飯田橋、市ヶ谷の3駅を通過する)、すれちがう場所とタイミングが予想しにくい。そこで、時刻表上は市ヶ谷駅が1分差となっている…

並び十選《9》〜吉祥寺〜

私が頻繁に利用する駅の一つである吉祥寺。ここでの並びも幾度となく狙ってきたが、ほとんど成功したためしがない。 かろうじてうまくいったのが今月9日、ダイヤ改正前の最終週だった。小雪の舞う中、両方の電車がほぼ同時に入線。ここも荻窪と似ていて停車…

並び十選《8》〜日野〜

早朝・深夜にしか走らない「各駅停車」の並びも何度か撮ってきた。 ホームを挟んだ並びが比較的撮りやすいのが日野。昼間の並びは狙う人も多いが、さすがに深夜は同業者もほとんどいない。この組み合わせは時刻表の上では1分差で、並ぶかどうか微妙ではあっ…

並び十選《7》〜武蔵境〜

武蔵小金井と同様に、上下線が2年半にわたって高架と地平で分離されていた駅での並び。 昨年12月10日、上り線高架化の直後だ。この前の週までは武蔵境で並びを撮ることなど空想に過ぎなかったが、その後の3ヶ月間、狙っていると意外に機会は多かった。

並び十選《6》〜武蔵小金井〜

中央線201系2編成がここまで生き延びた理由を考えれば、「並び十選」として外せないのはこの場所。 武蔵小金井は、下りは高架、上りは地平で分断されたため折り返しが不可能となり、これによって平日朝の車両運用数が2つ増えていたのを201系で補っていたとさ…

並び十選《5》〜中野〜

時刻表を見て201系の並びを何度狙っても、思うように撮れないことのほうが多い。 昨年8月、これは半ば偶然うまくいった例。停車中に並びが撮れるかと思ってホーム端で広角で構えていたら中央特快(左)がさっさと発車してしまい、あわててホーム中程の中途半…

並び十選《4》〜三鷹〜

自宅の最寄り駅、三鷹は201系が「並びやすい駅」の一つでもあった。普通の並びも何度となく撮ったが―― たまにはこんな撮り方も。3番線と5番線だから停車中は直接並ばないのだが、3番線からの発車直後を駅の外から狙うと、両方の顔が1枚に収まる。昨年8月の写…

並び十選《3》〜荻窪〜

中央線沿線で最初に住んだ街は荻窪だった。何ということのない201系の並びだが、停車中は上り電車の顔が柵に隠れてしまう。 ここでの201系の並びも何度か狙ったが、納得のいく出来になったのはこの時だけ。今年の1月、ステッカーが貼られて今の姿になる直前…

うららかに

きょうは昼過ぎに豊田へ行ってきた。 H4は「中央特快東京」、H7は「青梅特快東京」の表示で、春の日差しを浴びて眠っていた。

並び十選《2》〜上野原〜

1年半ほど前に撮ったこの場所の並びも、その後二度と撮る機会はなかった。 2008年10月19日。日曜の朝、上野原での大月行きと東京行きの並び。もう少し天気が良ければよかったのだが、山線の朝の爽やかな空気の中で201系両編成が並んだときの感動は今でも忘れ…

並び十選《1》〜金子〜

不思議な1週間だった。201系を一度も見ない5日間。それまで300日ぐらいは一日も欠かさず見ていたから、それでも時が流れていくというのが妙な感じだ。 いきなり粗い画像で申し訳ないが、今からほぼ2年前の3月。いま残っているH4、H7の両編成の並びを最初に撮…

御役御免?

3月13日午前1時20分。201系H7編成が眠りにつくのを、豊田車両センター裏で見届けた。 次に目を覚ましてくれるのは、いつになるのだろうか。

フィナーレが近づく

きょうの午後の豊田車両センターの光景。