4番打者の大活躍(下)

 孤軍奮闘するオレンジバーミリオン、H4編成は午後に入ってもまだまだ走る。

1211T 快速 東京→青梅

 朝に一度通って気になっていた、東青梅〜青梅間の単線区間にチャレンジ。しかし、しだいに天気が悪くなってきた。

1310T「青梅特快」青梅→東京

 折り返しは再び青梅特快。この付近は撮り方を工夫すれば、もっと迫力ある絵になりそうだ。また練習しに行こうと思う。

1411T 快速 東京→豊田

 本来ならば、本日の運用を締めくくるはずの豊田行き。だが、きょうは続きがあった。

9510T 豊田→立川(後ろ4両「各駅停車」)

 青梅線への送り込みも、回送はせずに営業運転。貴重な、中央線上りの201系立川行き。前後で違う幕を表示していた。

 立川駅青梅線ホームの2番線に直接進入、これも珍しい。この瞬間、ちょっとした豪華スター競演(?)に。

9611T 立川→青梅

 昭和記念公園(西立川が最寄り駅)の花火臨、実質1本目。幕はこのあと6本とも、通常の行先表示だった。

9710T 青梅→立川

 折り返しも、何の変哲もない立川行き。

9711T 立川→河辺

 今度は河辺行きで登場。しかし、見慣れない行先を敬遠してか、あまり花火らしきお客さんがいない。

9810T 河辺→立川

 またまた何の変哲もない立川行き。

9811T 立川→拝島

 今度は拝島行き。201系の分割運用がなくなった今では貴重な行先だ。

9910T 拝島→立川

 最後の立川行きも、運転間隔が短すぎてか乗客は少なめ……。結局、花火臨らしい写真はあまり撮れず。

回9911T 立川→豊田

 青梅線内を3往復してようやくお役御免で、立川から豊田へ回送された。一日お疲れ様でした。

 花火臨に中央線から充当されたのは3編成で、そのうちT運用はわずか1編成。そこに、42編成いるE233系のT編成ではなく、わずか1編成だけの201系H4編成が抜擢された。見たところ、もともと11T運用の延長を予定していて、たまたまH4のローテーションがそこに重なったという感じだが、これは単なる偶然だったのだろうか。H4は今週初めの03Tから現在のローテーションに入っており、少々作為的な感じがしないでもない。
 ともあれ「4番打者」にふさわしい活躍だった。きょうは豊田以遠、高尾方面には顔を出していないが、青梅線でさまざまな表情を見せてくれた。