おれんじいろいろ

 「オレンジ色」にこだわるのは、いつものことではあるが――

 花との「オレンジの競演」。側面には日が当たらないが、前面は朝日に照らされて美しい。

 夕暮れ時は東中野へ。中央線の線路は東西に延びているので、秋分の時季の日没時、上りはド逆光になる。

 H4に続いてH7が中央特快で上るころには漆黒の夕闇が車体を包み込み、空の一部だけがオレンジ色に輝く。

 さらにH4が下っていくころには、まさに「誰そ彼」(たそがれ)状態。秋の日はつるべ落としだ。