そのうちより今のうち

 201系も今のうち、と最初に思ってから4年が経った。

 正直なところ、ここまで生きながらえると思っていなかった。そして、私自身がここまで熱心に記録することになるとは思っていなかった。

 201系H4、H7両編成の最初の並びは日付が変わって間もない0時18分、市ヶ谷で。

 そして両編成とも年越し後の終夜臨に充当される。↑新宿1時01分は三鷹行きでなく高尾行き。

 いろいろな場所で撮影しているファンを見かけたが、終夜臨とわかる撮り方はなかなか難しい。

 ↑普段は見られない午前3時台の並び、であることはこの写真ではわからない。

 ↑そして終夜臨の締めはH7の三鷹行き。普段、深夜の三鷹行きでは見かけない中高生の撮影者のあまりの多さに驚いた。
 

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 でも、いちばん撮りたかったのは、やはり「初日の出と201系」。さいわい日の出に近い時間、201系両編成が多摩川を渡る。

 ↑まずはH7の658T。大勢の撮影者と固唾をのんで見守る。もう日は出ているはずなのだが、河原から見るとまだ太陽の姿は見えない。

 ↑その9分後、H4の672T。いよいよ初日が鉄橋にかかる。そのシルエットが川面にも映え、立ち上る霧も電車を引き立てる。

 ↑さらに続いて183系。「ホリデー快速河口湖1号」の送り込みだ。初日の出を背にした国鉄型3連発は、元旦にふさわしい眼福だった。

 H7は、折り返しで今年の「初特快」となり、青梅に向かう。
 
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 家に帰って一休みしていると、三鷹駅でポイント故障との報。今年も中央線は、日々平穏では済まないのだろうか。

 ↑とりあえず四ツ谷で201系両編成が並びそうだったので行ってみたら、この通り。
 今年も、やれるところまで201系をとことん追いかけようと思う。拙い写真と文章で綴るブログですが、本年もよろしくお願い致します。