「オレンジ後」の日々

 中央線から201系が消えて、2ヶ月になろうとしている。毎日せわしなくオレンジ色の電車を追いかけていたころと比べると時間のゆとりが出来て、後回しにしていた身のまわりの雑事もずいぶん片付いたのだが、やはり失ったものは大きい。
 このところ何度か遠出している。しかし本格的な「鉄」活動からは程遠い。

 東北新幹線は全線開業初日に新青森まで乗った。しかし強風で大幅遅延し、当初乗る予定だった五能線は断念。翌日は弘南鉄道大鰐線に乗った。

 
 また先日は非鉄の用事で九州に帰省したついでに福岡近郊区間の「大回り乗車」をしてみた。南福岡では415系の増結に遭遇。この車両、九州ではまだまだ元気だ。

 あいにくの天気で、1日8本しかない原田→桂川に乗り終わった頃には暗くなっていた。福北ゆたか線813系のブラックフェイスもイイネ!
 
 東京近郊では、201系の最後の牙城となった京葉線にも行った。

 平日朝の蘇我での201系並びも、ダイヤ改正で消滅。201系自体の過去帖入りは近い。

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 中央線にも変化がある。まずは西国分寺〜立川間の上り線が高架化され、開かずの踏切が多数解消した。

 E233系のT5、T29両編成には記念ヘッドマークが装着された。一度だけ、三鷹の夜間留置があったので撮りに行ってきたが、冷たい雨に凍えながらの撮影となった。

 偉大な「主人公」を失ったいま、私自身の趣味も、このブログも、まだまだ方向性が定まらない。