初夏の惜別

 きょうは201系H4編成の「さよなら運転」に乗ってきた。三鷹高麗川→河辺→三鷹という、ちょっと変わった経路である。

 三鷹への回送は新緑を入れて撮りたいと思い、武蔵小金井国分寺間のお馴染みの撮影地へ。ここは2008年の桜を撮って以来、季節の変化がはっきり写真に出る場所なので気に入って通うようになった。下の写真は左が4月11日、右が2月18日。構図はちょっとずつ違っているけれど、どの写真も今年この場所で撮ったH4編成だ。

 高麗川では、それはそれはたくさんの撮影者がいて凄かった。さいわい向かいのホームから撮ることも出来たのだけれど、ここでの一番の収穫は八高線ディーゼルカー、キハ110系との並びだった。オレンジ色の201系はさまざまな駅で多種多様な車両と顔を合わせてきたが、このところディーゼルカーと並ぶ機会はなかったはずだ。

 河辺では側線に入って折り返すだけで、降りることはできない。もっとも乗ったまま側線に入ること自体が通常は体験できないことで、側線にいる電車を展示会と称して撮ったことは何度もあるけれど、展示される側に自分がいるのは初めてのことだった。
 三鷹から折り返しの豊田への回送は、豊田の駅の外から脚立を使って。

 電車区の裏まで追いかけて行ってみると、H4とは離れた場所でH7がお掃除中だった。きょうは運用に就いていなかったようで、あす以降の動きが気になるところだ。